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【転職理由の書き方・伝え方】苦手意識を克服!履歴書・職務経歴書・面接に使える考え方をご紹介します

2021-09-25

※本記事の内容には広告・プロモーションが含まれています。

こんにちは。とくみです。

転職活動では必ずと言っていいほど転職理由を聞かれます。

履歴書や職務経歴書に書いたりすることもありますし、面接の場で「なぜ転職しようと思ったんですか?」なんて聞かれてたりもします。

ただ、転職理由を書いたり伝えたりすることに苦手意識を持っている方も多いかと思います。

なんて書けばいいかわからないし、質問されても回答に困ることもありますよね。

なぜ苦手意識を持ってしまうのでしょうか。

僕が考える原因の一つは、転職理由を構造化して整理できていないからだと考えています。

整理できていないと何を書いてよいかわからないし、面接で咄嗟に聞かれたときに出てくる回答はその場しのぎのものになりやすいです。

それでは面接官に納得、共感してもらえません。

では、どのように整理するといいのでしょうか。

今回の記事では、複数回の転職経験の中で僕自身も実践してきた転職理由の整理方法を紹介したいと思います。

理由を構造化して整理すれば、自分の頭の中も整理されますので、履歴書・職務経歴書に転職理由を書くときに書きやすくなりますし、面接でも回答しやすくなるはずです。

転職理由を書いたり伝えたりすることに苦手意識を持っている方は、今回の考え方を試して、ご自身の転職活動の自信につなげていただけたらと思います。

結論

それでは結論です。

転職理由は、「退職理由」と「志望動機」に分けて考えてみることをおすすめします。

(実はここにもう一つの観点を加えていただきたいのですがそれは後述します)

ポイント

退職理由とは、今勤めている会社を辞める理由です。
志望動機とは、応募した会社に入社を志望する理由です。

今勤めている会社を辞める理由と、応募した会社入社を志望する理由は違いますよね。

面接で転職理由をうまく話せない方は、退職理由と志望動機をわけて整理しておらず、混同したままになっていないでしょうか。

例えば、とある面接では退職理由を話し、別の面接では志望動機を話してしまう。

やはり面接は緊張しますから、自分でもどちらを話しているのかわからなくなってしまうこともあります。

よほど頭の回転が早く、臨機応変にその場の流れに合わせた会話ができる方でなければ、混同したままだと面接でうまく回答することができないことが多いと思います。

そもそもなぜ転職理由を聞かれるのかを考えてみよう

まず、転職理由ってどんな形で質問されることが多いのでしょうか?

私自身の過去の転職活動を振り返ってみると、

・どうして転職しようと思ったんですか?

・転職を考えるようになったきっかけは何ですか?

・転職理由について聞かせてもらえますか?

・今回の転職の背景について教えてください。

など様々な聞かれ方をしてきました。

質問の意図としては今勤めている会社を辞める理由、つまり退職理由を聞かれていると思ってしまいますよね。

ネットで「転職理由とは」と検索してみると「転職理由=退職理由」と紹介されていることも多いので、それで事前準備をしたつもりになり、ついつい退職理由だけを話してしまいがちです。

また、退職理由の多くは今の会社や職場への不満等のネガティブなことが多いかと思います。なので話そうと思ってもためらってしまって、うまく言葉にできなくなってしまいます。

そもそも、なぜ採用面接では退職理由を聞くのでしょうか?

それは応募した会社でも同様の理由ですぐに辞めてしまわないかを確認するためです。

さらに、採用面接では面接官はすぐに辞めないかに加えて、自社で中長期的に活躍してくれるかどうかも見極める必要があります。採用活動の目的は、採用した人にその会社・職場で活躍してもらうことです。

そうすると、採用面接の場面では退職理由を答えるだけでは事足らないということになります。

なので志望動機もセットで必要というわけです。

退職理由と志望動機に加えたいもう一つの観点

転職理由は、退職理由と志望動機を分けて考える必要があると書きました。

ただ、内定を勝ち取るためのポイントとしては、ここにぜひもう一つの観点を加えていただきたいです。

それは「貢献内容」です。

ポイント

貢献内容とは、自分自身が応募した会社のビジネス・仕事にどのように貢献できるのかといった、その会社に入社した後の活躍イメージのことです。

面接官が見極めたいと考えている、自社で中長期的に活躍してくれるかどうかという点へ判断材料を提供することにつながります。

ここまでの話をまとめると、転職理由は「退職理由」「志望動機」「貢献内容」の3つを用意しておくと応募先の会社に自己PRを含めて理由を伝えられる内容になるかと思います。

転職理由をしっかり話せるようになっておいた方が良い理由、それは転職活動のゴールである内定を得るためです。

内定を得るためには、その会社の採用面接を担当する方たちから一緒に働きたい!私達の会社に来てもらいたい!と思ってもらうことが必要です。

「退職理由」だけではなく、「志望動機」、それに加えて「貢献内容」もセットで話すことで、そう思ってもらえる回答に近づけることができるはずです。

まとめ

転職理由を聞かれてもうまく話せない原因、それは構造化ができていないことでした。

この記事では、転職理由を「退職理由」「志望動機」「貢献内容」の3つにわけて整理することをご紹介しました。

転職理由をうまく書けない、話せないと思っている方の参考になれば幸いです。

以下の記事で、それぞれの詳細について紹介しています。

必要な方は読んでみてください。

先に下書き編、その後に仕上げ編の順番が読みやすいと思います。

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  • この記事を書いた人

とくみ(tokumi)

元人材開発コンサルのブロガーです。 このブログでは、20代後半から40代前半くらいまでの会社・組織で働く皆さんに向けて、自身の人材開発コンサル時代の経験や知見などからお役立てできそうなことを発信していきたいと思っています。 テーマは、能力開発、スキルアップ、キャリア形成、転職、起業、移住など。 現業は新規事業開発のコンサルです。

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