キャリア

20代の時にやっておくべきこと キャリア設計編

2022-03-07

※本記事の内容には広告・プロモーションが含まれています。

こんにちは。とくみ(@tokumiweb)です。

今回の記事では、アラフォーサラリーマンで、元人材開発コンサルであるとくみから、20代の社会人に贈る20代の時にやっておくべきことの1つであるキャリア設計についてご紹介したいと思います。

まとめ記事にて、20代が人生の中でどういった位置づけにある期間なのかを説明しました。

読んでない方のために簡単に紹介します。

とくみ

20代の期間を少し俯瞰して捉えるために、人生時計という考え方を用いました。

人生を一日24時間の時計に例えると、20代は朝の6時ごろから9時ごろまでの一日をスタートする時間帯に当たります。

その時間帯の過ごし方によって、一日(人生)のパフォーマンスも大きく変わってくる可能性があると言えます。

20代に何をするとその後の時間帯がより充実したものになるのかを考えてみましょう。

といった話でした。

詳細はこちらからどうぞ。

20代の時にやっておくべきこと厳選4選

こんにちは。とくみ(@tokumiweb)です。 今回の記事では、アラフォーサラリーマンで、元人材開発コンサルであるとくみから、20代の社会人に贈る20代の時にやっておくべきことを厳選して4つご紹介し ...

20代の期間を少し俯瞰的に捉えていただいていること前提で、以下の記事を読み進めていただければと思います。

続きをどうぞ。

結論

では結論からです。

なぜ、20代でキャリア設計をやっておくべきなのかというと、自分の人生を主体的に選択にするため、と僕は考えます。

そもそも、この記事で言っているキャリア設計とは何を指しているかというと、少し長い目で見た時に、自分自身がどんな仕事経験を積んでいきたいのか、職業人生を送っていきたいのか、構想・設計することを指します。

今の時代は変化の激しい時代と言われますから、まずは30代半ばくらいまでのキャリア設計で良いと思います。

キャリアというのは完璧に自分の望むことを実現していくのが難しく、結婚、出産、病気、親の介護、社会の変化等、ライフイベントや社会情勢によっても大きく影響を受け、予期せず変わってしまう可能性もあるためです。

また、一度考えれば終わりというものではなく、自分の置かれている環境・状況や社会の変化等にも合わせて、人生の節目だと感じた時に更新して何度も修正していくものでもあります。

だからと言って考えるのが無駄なのかというと、僕はそうは思いません。

置かれている環境や状況に流されてしまい、いつの間にか受け身の状態で人生を過ごしてしまわないように、早い時期から自身の未来のキャリア像を描き、自分の軸をしっかり持つことが大切だと考えます。

特に20代は、社会的にも経済的にもこれから成熟を目指していく期間でもありますので、自分が望む通りの人生を歩めないことの方がほとんどだと思います。

だからこそ、自身の未来のキャリア像を描き、それを軸としながら、自分が選択できることの中から最善の選択肢を選び、納得感を持ちながら人生を生きることができれば、より豊かな30代、40代の人生へと続いていくのではないではないかと感じます。

自分の人生を主体的に選択にするために

いま僕が後悔していること

僕は今アラフォーです。

今の年齢になってふと昔を思い返してみると、このキャリア設計は20代のころにしっかりやっておけば良かったと思う、一番後悔していることになります。

なぜ、後悔しているのか。

それは、あまりにも僕自身は無計画に仕事や人生のことを捉えていたと思うからです。

思い切りや勢いはあったと思いますが、目の前のことしか見えておらず、少し先の自分の人生のことは深く考えていませんでした。

いろんなことに受け身で、成り行き任せで、今振り返ってみるともったいない20代の期間だったように思います。

30代になってからもっとこんな仕事の経験をしておくと良かった、スキルを身につけておきたかった、と後悔することも多かったです。

30代になってからの仕事は、コンサルタントや新規事業立ち上げのプロジェクトリーダーなどを経験しましたが、経験やスキルが不足していて、思ったような成果やパフォーマンスを出すことができない時期もありました。

結果として、自らが望むキャリアを手にすることが難しい期間を過ごすこととなりました。

かたや、人材開発のコンサルタントをしてきた時代に出会った優秀だなと感じたビジネスパーソンの多くの方が自身のキャリアについてしっかり考えており、少し未来の自分のイメージ像を持っていらっしゃいました。

その数年後、そういった方々は、出世されたり、自分の望むキャリアを手に入れるために転職したり等、より主体的に人生を選択されているように見えました。

自分が望む将来のために、自分の人生を主体的に選択しているのが素敵だなと感じていました。

ポイントは、自分の人生を主体的に選択している、というところかと思います。

僕も20代の期間にキャリア設計をしておけば、少し違った30代を過ごすことができたかもしれません。

キャリア設計をするべきタイミングはいつか

では、20代のどのタイミングでキャリア設計をしておくと良いのでしょうか。

キャリアデザインの考え方の中に、キャリアは常に考えるものというより、人生の節目と言われるような転機や変化を迎えた時に考えるのが良いという、キャリア・トランジションというものがあります。

20代でいうと、就職活動の少し手前の時期(大学2〜3年生の20歳くらい)、社会人3年目の時期(大卒だと25歳くらい)、社会人5〜6年目の時期(同じく大卒だと28〜29歳くらい)の3回くらいがちょうどこのキャリア・トランジションの時期に当たるのではないかと思います。

学生時代は社会のことも仕事のこともあまり知識がなくわからないことが多いかと思いますので、キャリア設計というよりは、おおまかな人生設計を描いておくくらいで良いと思います。

社会人3年目の時期は、新卒で入社した会社にも慣れて仕事も一人前にこなせるようになり、これから会社やお客さんにどのように役に立っていけば良いかを考えたりする時期です。少し余裕が出て視野も広くなってくるタイミングです。

また、社会人5〜6年目の時期は、任されている仕事や業務のある程度の専門性も身についてきて、人によってはチームリーダー的な役割を任されるようになったりする時期です。そのまま同じ領域や分野の仕事を続けていくのか、それとも新しく興味や関心を持つことが出てきて、次のチャレンジに進むのか。まさしくキャリアを考えるタイミングです。

そんな時期に、自らの仕事経験を振り返り、これからどんなことにチャレンジしていきたいのか、どんな職業人生を歩んでいきたいのか考えておくことで、自分の人生を主体的に選択しやすくなるのではないかと思います。

もちろん、その時に設計した通りの未来が必ず実現できるというわけではありません。

しかし、自分の人生の地図、航路となるものが手に入れられるわけですから、迷った時に立ち戻る原点を手に入れたことになると思います。

また、一度設計すれば、その時の考え方をもとに、都度それを軌道修正したり、メンテナンスしたりすることで、30代、40代でも自分なりのキャリアを考える材料として活用していくこともできると思います。

キャリア設計はどのよう行えば良いのか

では、キャリア設計はどのように行えば良いのか、ということですが、これは一人で行おうとするとなかなか難易度が高いです。

会社によってはキャリアデザインの研修を行ってくれるところもあるかもしれませんが、多くの人はそういった機会を得ることが難しいと思いますので、書籍やネットの記事を読んだりして、自分でやっている人も多いと思います。

一人でやるにはやり方のインプットから行う必要があり、時間もかかりますし、迷いが出てきた時にそこで行き詰まって進められなくなってしまいます。

そんな方々に僕が提案したいのは、キャリアデザインの専門サービスの活用です。

ここ数年でキャリア設計を1on1でサポート・支援してくれる、キャリアコーチングのサービスが増えてきました。

キャリア設計のサポートに加えて、その後の転職なども合わせてアドバイスをもらえるサービスもあります。

僕たくみがいろんなサービスを見た中でオススメしたいサービスは以下の2つです。

どのサービスも20代のキャリアコーチ実績が十分にある会社です。

サービス名運営会社運営会社URL
POSIWILL CAREERポジウィル株式会社https://www.posiwill.co.jp/
マジキャリアクシス株式会社https://axxis.co.jp/

ただし、これらのキャリアコーチングのサービスは費用がかなりかかります。

20代でこの費用の出費をするにはかなりの覚悟が必要だと思います。

考え方としては、自分に先行投資をしてキャリア設計をしっかり行い、その後のキャリアの中で先行投資を回収していく(つまり、年収を上げられるキャリアに進む)つもりで活用する必要があります。

ポイント

キャリア設計をすることによって、自分がこれから2〜3年で力を入れて取り組んだ方が良い仕事や経験がわかり、それをきっかけとして昇給・昇進や転職等で月収が5万円あがる結果を得られたとしたら、年間で5万円×12か月=60万円分収入がアップするということで、先行投資が回収できることになります。

とはいえ、しっかりと自分の納得感が持てた段階でサービスを申し込むのが良いかと思います。

どのサービスも初回の面談は無料で実施していますので、その中で自分の望むアウトプットを得られそうなのかどうかをしっかりと確認してから申し込むようにしましょう。

一度、全てのサービスの無料面談に申し込んで比較してみても良いと思います。

相性もあると思いますので、初回面談の中で、自分の考え方に合うかどうか、投資に見合う結果が得られるかどうか、ぜひ確認してみてください。

こちらの記事でサービスの比較と選び方を紹介しています。

キャリアコーチングおすすめ4選とサービスの選び方
【元人材開発コンサルが解説】キャリアコーチングおすすめ4選とサービスの選び方

今回の記事では、キャリアコーチングのサービスをどんな基準で選べばよいか迷っている方に向けて、いくつかのおすすめサービスを比較しながら、サービスの選び方を紹介してみたいと思います。キャリアコーチングのサービスの選び方に迷っている方の参考になれば嬉しいです。

オススメのキャリア設計サービス

POSIWILL CAREER

POSIWILL CAREERの無料相談はこちらから。

マジキャリ

マジキャリの無料相談はこちらです。

マジキャリ

参考書籍

記事の中で紹介した、キャリア・トランジションの考え方を詳しく知りたい方は、こちらの書籍を読んでみてください。

キャリア論の世界では著名な方が書いた書籍です。

まとめ

キャリア設計は、自分自身の人生を主体的に選択していきたい人にぜひオススメしたいです。

他人任せではない人生を生きるための地図をいち早く手に入れて、20代のころから後悔のない仕事経験、職業人生を歩めるように準備を進めておいてください。

後々の有意義なキャリアにつながっていく可能性をふまえて、十分に投資する価値があります。

置かれている環境や状況に流されてしまい、いつの間にか受け身の状態で人生を過ごしてしまわないように、この記事をきっかけに未来のキャリアを考える機会につながれば嬉しく思います。

  • この記事を書いた人

とくみ(tokumi)

元人材開発コンサルのブロガーです。 このブログでは、20代後半から40代前半くらいまでの会社・組織で働く皆さんに向けて、自身の人材開発コンサル時代の経験や知見などからお役立てできそうなことを発信していきたいと思っています。 テーマは、能力開発、スキルアップ、キャリア形成、転職、起業、移住など。 現業は新規事業開発のコンサルです。

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