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【書籍紹介】働き方や転職について目線を上げたいならこの本

2022-02-14

※本記事の内容には広告・プロモーションが含まれています。

こんにちは。とくみ(@tokumiweb)です。

今回は働き方や転職について、目線を上げたい方におすすめの書籍を紹介をします。

紹介したい書籍はこちら。

書名 : どこでも誰とでも働ける 〜12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール〜
著者 : 尾原和啓
出版社 : ダイヤモンド社
発売日 : 2018/4/19

Google、マッキンゼー、リクルート、楽天など12回の転職を重ねた著者から、それぞれの職場で実践されてきた働き方、転職のポイントについて学ぶことができるキャリア本です。

名だたる企業を渡り歩いてきたからこそ語れる、著者の実践経験が盛りだくさん。

こんなの自分にはマネできないよ、と思ってしまうところもあるかもしれませんが、全部マネしなくてもOK。取り入れられることから取り入れてみることで、今の職場における働き方も変えられる可能性がある本だと感じました。

まずはじめに、なぜ僕がこの本を読もうと思ったのか書いておきます。

ちなみに、購入前の動機です。

とくみ
  • 著者の転職回数、転職先企業に圧倒され、どういった考え方、働き方をする方なのか興味があった。
  • Google、マッキンゼー、リクルート、楽天などの超有名企業を渡り歩ける仕事の考え方、スキルはどういったものなのか知りたかった。

それでは書籍の紹介をしていきます。

読んで何を得られたか

僕が得られたのは以下の2点です。

  1. 今いる職場で身につけられる考え方・スキルは何かを見直す機会
  2. 今いる職場で新たに実践してみたい考え方や仕事の仕方

以下、それぞれを簡単にご紹介します。

1.今いる職場で身につけられる考え方・スキルは何かを見直す機会

この見出しで、転職について書かれた本じゃないのかと思われた方もいるかもしれません。

そうなんです。

この本を読んで出てきた率直な疑問は、今僕自身が勤めている会社で身につけられる考え方やスキルは何だろうということです。

なぜなら、この本の中では、著者が経験してきた各職場で身につけられてきた考え方、スキルなどの実践方法がたくさん書かれているからです。

Googleではこう、マッキンゼーではこう、リクルートではこう、といった具合に、著者がその各職場でどのように工夫をして仕事をしてきたのか、どんなことを大切にしてきたのかを学ぶことができます。

自分には到底マネできないと思うこともあれば、ちょっとマネしてみようと思えることもあり、その内容だけでも十分得られるものはあるのですが、本を読み進めてふと自分自身を見つめ直すと、僕自身は今の職場でどんな工夫をして仕事をしているのか、どんなことを大切にしているのか、といった視点を持つことにつながりました。

上司・仲間などから日々学んでいることもあるし、自分自身が問題解決にチャレンジして試行錯誤したことの中から学んでいることもある。

そういったことを振り返って、定期的にまとめておくことが結果として次の転職のときのキャリアの棚卸しや自己PRの材料にもなると感じました。

2.今いる職場で新たに実践してみたい考え方や仕事の仕方

そして、1に加えて、これから新しく実践してみたい考え方や仕事の仕方のインプットにもつながりました。

著者の経験を通じて、これからの時代に求められる働き方、仕事の仕方が紹介されています。

変化や進化がはじまるその中心にいるようにして、そこで仕事をすることの大切さ。

自分の好きなことや強みを伸ばしていくための具体的な方法。

などです。

だからといって、最先端のテクノロジー企業に転職するとか、今勤めている会社を辞めて自分の好きなことを仕事にするとか、そういった話ではありません。

今勤めている会社の中で、今所属している部署や担当している業務の中で、まずはそういったことに取り組んでみる、チャレンジしてみることが重要だと感じました。

自分自身の担当業務に変化や進化がないなら、まずは自分がその変化や進化を起こす工夫をしてみる。

全部が全部好きにはなれなくても担当している業務の中で好きだと思えることをさらに深堀りしてみる。

得意だと感じていることをさらに伸ばせるようにクオリティやスピードを上げてみる。

そんなことからスタートしてみても良いのではないかと思います。

1と同様に、こういった実践の積み重ねが次の転職のときの自分の糧につながっていくと感じます。

まとめ

こういったハイスペックな方の著書を読むときの注意点は、全てのことをマネしようとは思わないこと。今の自分と比較したりして、できていないこと探しをしたりしないこと。自己卑下しないこと。

今の等身大の自分がマネできそうなこと、取り入れられそうなことからスタートすれば十分です。

そういった意味では、読む人を選ぶ本かもしれません。

とはいえ、転職を考えている人で、働き方や転職について目線を上げたい方にはとてもオススメできる本です。

ぜひ読んでみてください!

  • この記事を書いた人

とくみ(tokumi)

元人材開発コンサルのブロガーです。 このブログでは、20代後半から40代前半くらいまでの会社・組織で働く皆さんに向けて、自身の人材開発コンサル時代の経験や知見などからお役立てできそうなことを発信していきたいと思っています。 テーマは、能力開発、スキルアップ、キャリア形成、転職、起業、移住など。 現業は新規事業開発のコンサルです。

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