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【書籍紹介】後悔しない転職活動をしたいならこの本

2022-02-19

※本記事の内容には広告・プロモーションが含まれています。

こんにちは。とくみ(@tokumiweb)です。

今回は後悔しない転職活動を行いたい方におすすめの書籍を紹介をします。

紹介したい書籍はこちら。

書名 : 「会社辞めたい」ループから抜け出そう! 転職後も武器になる思考法
著者 : 佐野創太
出版社 : サンマーク出版
発売日 : 2022/1/7

転職活動を始める前後のタイミングで感じる気持ちのモヤモヤにとことん向き合うことの大切さと向き合い方の具体法を提示してくれている本です。

ここでいう気持ちのモヤモヤとは、会社・仕事・上司などに持っている苦しさ・辛さ・怒り・諦め・失望のような、いつの間にか自分の腹の中に溜まってしまっているものです。あの言葉にならない、でも吐き出せない、そんな気持ちのこと。

転職活動を始める前に、まずは自分自身の本音にとことん向き合うことの大切さを痛感させられる本でした。

まずはじめに、なぜ僕がこの本を読もうと思ったのか書いておきます。

ちなみに、購入前の動機です。

とくみ
  • 購入前、著者の方は存じ上げなかったが、Amazonのサイトでオススメの本として表示され著者のプロフィールに関心を持った。
  • プロフィールに書かれていた「退職成仏ノート」「明日への手紙」などの著者が開発されたメソッドを知りたい、やってみたいと思った。

それでは書籍の紹介をしていきます。

読んで何を得られたか

僕が得られたのは以下の2点です。

  1. 曖昧にしがちな本音の気持ちにとことん向き合う具体的な方法
  2. 転職サイトの使い方・転職エージェントとの付き合い方

以下、それぞれを簡単にご紹介します。

1.曖昧にしがちな本音の気持ちにとことん向き合う具体的な方法

まずはじめに、なぜ転職活動を行う時に自分の本音の気持ちに向き合う必要があるのでしょうか。

僕が本書を読んで感じた結論を先に書いておくと、それは後悔しない転職活動行うためだということです。

自分の本音を理解すること。

本音を採用面接の場で話せるようになること。

そうすることで、会社を辞めるときの判断、次に入社する会社を選ぶときの判断に納得感を持てる。

また、入社先の会社の人たちからもリアルな自分を理解してもらいやすくなる。

そうすることで後悔のない結果を得やすくなるのではないかと思います。

別に本音に向き合わなくても転職活動に支障はない。

本音に向き合わなくても転職成功できた。

そういった方もいるかもしれません。

でも、転職したらすぐに仕事を辞めたくなる。

そんな方はこの本のタイトルでもある「会社辞めたいループ」に陥っているかもしれません。

会社辞めたいループに陥る原因、端的に言うと自己理解不足だと僕は感じます。

今勤めている会社をなぜ辞めたいのか、次に入社する会社では何を実現したいのか、次の仕事・職場には何を求めているのか。

それらを自覚しないまま転職活動を行うと、転職活動の中で受ける様々なプレッシャーによって、目先の楽な選択肢を選んでしまいがちです。

結果として、入社した後にこの会社に求めていることがなかった。前の会社を辞めたときと同じような理由で辞めようと思っている。

といったことが起こってしまうのだと思います。

本書にはそういったループを抜け出すために、本音にとことん向き合う方法が紹介されています。

僕は自分の内面理解に関心がある方なので、向き合い方の具体的な方法はすごく参考になりました。

加えて、本音がわからなくなってしまう5つの原因というものも紹介されていましたが、こちらの内容もなるほどと思わされる納得のいくものでした。

いつの間にか本音を見失ってしまうような環境の中にいる。

その環境への理解が深まることで、また自分の本音に向き合いやすくなると感じます。

「本音」というと、表向きは話せないネガティブな感情や想いといったイメージが強いですが、本書の中での本音が意味するところもぜひ本の中で確認してみてください。

2.転職サイトの使い方・転職エージェントとの付き合い方

この内容は本書のメインテーマではありません。

ですが、僕自身は、著者が本書でとられているスタンスを元に紹介されている転職サイトの使い方・転職エージェントとの付き合い方の説明は、転職活動をする人なら誰でも一読した方が良い内容だと感じました。

転職サイト、転職エージェントの表と裏の裏面の方。

著者が元転職エージェントだったということもあり、表向きには見えていないことも紹介されており、襟が正されます。

転職中に様々なアドバイスやサポートをもらったとしても、最後は自分の意志を持って転職活動を行うことが大切だと感じさせられました。

まとめ

自分で自分の本音がわかっていて、それを相手に理解・共感してもらえるように話せること。

実は、これはとても高度な技術が必要なことだと思います。

普段から自分をごまかして、自己理解を曖昧にしていると、まずはじめの本音がわからない。

多くの人はここからスタートすることが多いと思います。

自分に向き合う作業は時間もかかるし、途中でよくわからなくなるし、何が正しいのかを探してしまったり、やって意味があるのかなと思ってしまったりして、エネルギーを使いますよね。

本書はその向き合い方の具体的な方法を教えてくれるものです。

作業中は大変かもしれませんが、やりきれば、気持ちが整理され、スッキリすることで、転職活動に対するポジティブなエネルギーが湧いてくると思います。

転職活動を始める前後のタイミングで、気持ちがモヤモヤしている方にオススメです。

ぜひ読んでみてください!

  • この記事を書いた人

とくみ(tokumi)

元人材開発コンサルのブロガーです。 このブログでは、20代後半から40代前半くらいまでの会社・組織で働く皆さんに向けて、自身の人材開発コンサル時代の経験や知見などからお役立てできそうなことを発信していきたいと思っています。 テーマは、能力開発、スキルアップ、キャリア形成、転職、起業、移住など。 現業は新規事業開発のコンサルです。

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