キャリア

キャリア相談は誰にするのがいいの?家族・友人はNG?

2022-06-29

※本記事の内容には広告・プロモーションが含まれています。

こんにちは。とくみ(@tokumiweb)です。

今回の記事では、キャリアに悩んでいる方で、キャリア相談をしてみたいけれど誰にすればいいの?、相談しやすい家族・友人に相談しても大丈夫なの?という疑問を持っている方向けに記事を書きたいと思います。

キャリアについての悩み。

「私は何のために仕事をしているんだろう」

「今の仕事をこのまましていて良いのだろうか」

「もっとやりがいを感じる仕事をしたい」

このような仕事や将来についての悩みや不安は誰にでもあります。

モヤモヤが続いて仕事が手につかなかったり、会社に行くのが億劫になったりすることもありますよね。

そんな時は一人で抱え込まず、誰かに相談するのがおすすめです。

ただ、仕事や将来に関する相談は誰にするのが良いのか、相談する人を誰にするか迷うことがありますよね。

比較的相談しやすいと思えるのは、家族や友人など、自分と親しい人物かと思います。

では果たして、家族や友人などにキャリアに関する相談、仕事や将来に関する相談をしても良いのでしょうか?

今回の記事が家族や友人などの親しい人物にキャリア相談をする際の参考になれば嬉しいです。

結論

それでは結論です。

僕は、キャリア相談を家族・友人にするのはオススメしません。

理由は大きく2つです。

キャリア相談を家族・友人にするのをオススメしない理由

  1. アドバイスが的外れになる場合がある。
  2. 相談対応の専門性があるわけではない。

家族・友人には、キャリアに関する問題解決のための相談をするというよりは、自分自身の気持ちや意思の共感者になってもらい、励ましてもらう存在としてサポートしてもらった方が良いと考えています。

それぞれ詳細を見ていきたいと思います。

1.アドバイスが的外れの場合がある

家族・友人からのアドバイスは時として的外れになってしまう場合が多いです。

家族・友人というのは、自分自身にとても身近な存在だと思います。

それ故に、自分のことをよく知ってくれており、適切なアドバイスをしてもらえそうな気がしますが、そこに落とし穴があります。

キャリアを考えるというのは、これからの仕事や職業に関連する選択肢について考えることです。

果たして、家族・友人は自分が仕事をしているときの姿や様子を見たことがあるでしょうか?

仕事や職業上の強みや弱み、経験値・スキルなどを知っているでしょうか?

おそらく、あまり知らないと思います。

どちらかというと、仕事ではなく、プライベートの時の自分を知っているはずです。

そこにギャップが生まれ、アドバイスが的外れになってしまう可能性があります。

家族・友人がもしキャリアの相談にのろうと思った時、おそらく無意識にプライベートの時のあなたをイメージしているでしょう。

そうした場合、あなたの仕事上、職業上の強みや経験をベースにアドバイスをするのではなく、プライベートの自分をイメージしながらアドバイスをしてしまうことになります。

それがアドバイスが的外れとなってしまう理由です。

続いて2つ目の理由です。

2.相談対応の専門性があるわけではない

そもそものところ、家族・友人は相談対応について専門性を持っていない場合がほとんどです。

ここでいう相談対応というのは、ただ愚痴や悩みを聞くだけではなく、話の中で悩みや困りごとの原因・要因となっているものを見定め、適切な問題解決に導くことを指します。

相談対応は、簡単なように見えて奥が深く、プロとして行っているカウンセラーやコンサルタントといった方々がいらっしゃる世界です。

適切に問題となっていることを聞き出し、それに対する解決策を提示することをプロとして行っています。

キャリアについては、キャリアカウンセラー、キャリアコンサルタントといったキャリア相談に関するプロがいますので、そういった方々に相談するのが最適な解決策を得るための手段となります。

家族・友人に相談した場合によく起こりがちなのが、自分の経験に基づいたアドバイスになってしまうことです。

私はこうやったらうまくったから、あなたも同じようにやってみたら良い、という解決策ですね。

もちろん、それが役に立つ場合もあるかもしれませんが、家族・友人が生きてきた人生は同じではありませんし、今置かれている状況や事情も同じではありませんので、自分に置き換えられない場合がほとんどかと思います。

キャリア相談というのは、キャリア形成上、今後自分自身がどんなアクションを起こせばよいのか、といった仕事上、職業上の選択肢に関する相談をすることです。

自分自身のこれまでのキャリア、現在の状況、今後のキャリア希望、そういったものを総合的に理解してもらった上でアドバイスをしてもらうからこそ意味があります。

家族・友人の場合は、相談対応に慣れておらず、あなたを適切に問題解決に導くアドバイスというより、自分が問題解決をした経験をアドバイスとして話す、という構図になりやすいため、注意が必要です。

キャリア相談はキャリアのプロへ

上記2つの理由から、僕はキャリアに関する相談はキャリアのプロにするのが最適な解決策を得る上では最良の選択肢だと考えています。

近年、キャリアのパーソナルトレーニングサービスが注目をあびはじめています。

キャリアのプロがキャリア相談にのってくれ、その上で望むキャリアの実現までを伴走サポートしてくれるサービスです。

有料ではありますが、プログラム形式でキャリア相談サービス・キャリアコーチングを提供してくれます。

僕が良いと思っているキャリア相談サービス4つをこちらの記事で紹介しています。

よろしければ参考にしてみてください。

まとめ

家族・友人にキャリアの相談をしてはいけないということではありません。

相談するにしても、問題解決を目的としない形がおすすめです。

自分自身の気持ちや意思の共感者になってもらい、励ましてもらう存在としてサポートしてもらった方が良いでしょう。

今後のキャリアのことをしっかり考えていきたい、現状の悩みを解消していきたいということであれば、適切な形で相談にのってくれ、問題解決まで導いてくれるプロの活用を考えましょう。

以下の記事でキャリアのプロに有料で相談することのメリット・効果を紹介しています。

ぜひこちらも参考にしてみてください。

キャリア相談を有料で行うメリット・効果は何?

今回の記事では、キャリア相談の有料サービスの利用を迷っている方向けに、有料サービスだからこそのメリット・効果をわかりやすくご紹介したいと思います。有料のキャリア相談サービスを利用する際の参考になれば嬉しいです。

  • この記事を書いた人

とくみ(tokumi)

元人材開発コンサルのブロガーです。 このブログでは、20代後半から40代前半くらいまでの会社・組織で働く皆さんに向けて、自身の人材開発コンサル時代の経験や知見などからお役立てできそうなことを発信していきたいと思っています。 テーマは、能力開発、スキルアップ、キャリア形成、転職、起業、移住など。 現業は新規事業開発のコンサルです。

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