※本記事は2021年5月時点のものです。
こんにちは。とくみです。
コロナ禍でも転職して大丈夫なのか。
転職活動はうまくいくのだろうか。
そんな疑問をお持ちの方はぜひ本記事を読んで、参考にしていただけたら嬉しいです。
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こんな方に読んでもらいたい!
- 30代で転職しようか迷っている方。
- コロナ禍だけど、今勤めている会社を辞めて転職しても大丈夫かな?と思っている方。
- コロナ禍で今勤めている会社の業績が悪くなり、会社を辞めざるを得ない方、辞めたいと思っている方。
- コロナ禍での転職活動って、不利なんじゃないの?デメリットが多いんじゃないの?と思っている方。
僕の結論
冒頭に書いた、コロナ禍でも転職して大丈夫なのか。転職活動はうまくいくのだろうか。
まずは、これらの疑問への回答。
実際にコロナ禍で転職活動をしてみた僕の結論はイエス。
理由はコロナ禍だからこそのメリットがいくつかあったからです。
実際に転職成功できるかどうかは、最終的には自分次第だと思いますが、コロナ禍前の転職活動と比べても今動くメリットをいくつか感じることができました。
2020年8月あたりから準備をはじめ、約5ヶ月間の転職活動を経て転職をした実体験をもとに、コロナ禍での転職活動のメリットをまとめておきたいと思います。
記事を読んでチャンスだと思った方は、ぜひアクションを起こしてみてください!
転職活動の概要
参考までにコロナ禍での僕の転職活動の概要を書いておきます。
コロナ禍での転職活動の概要
- 転職活動をはじめたタイミングは30代後半。
- 転職活動の期間は、2020年8月〜2021年12月までの約5か月。
- 当時、都内23区内に在住。IT系の東証一部上場企業に所属。
- 主に、転職エージェントから紹介があった都内の求人に応募。
- 当時の所属会社は2020年4月からテレワーク可となっており、そのため自宅でのテレワークで働きながら(会社を辞めずに)転職活動。
- 結果、東証一部上場企業から上場を目指すベンチャー企業に転職成功(業界はIT系からIT系へ)。
- 人生で3回目の転職となった。
以下からが本題です。
コロナ禍での転職活動のメリット3つ
コロナ禍での転職活動のメリットは、大きく括ると3つあったと感じています。
具体的には、
- たくさんの企業と出会える
- 柔軟な働き方を選ぶことができる
- 理由を整理しやすい
以下、一つずつ説明していきます。
メリットその1 たくさんの企業と出会える
転職活動にはほぼ必ず採用面接があります。
転職活動イコール採用面接と言っても過言ではないでしょう。
コロナ禍前までは、面接というと、採用面接を受けるその会社まで訪問して、会社内の会議室などでリアル(対面)で行うことが普通でした。
コロナ禍でそんな普通も変わってしまい、今では多くの会社がオンライン(WEB)で面接を行うようになっていると思います。
実際、僕が応募した会社のほぼ全社がオンライン面接でした。
リアルだったのは最終面接、内定者面談など、内定や入社を決める重要な面接のみです。
そんな面接がリアルからオンラインになって一番変化したことは何か。
それは面接会場までの移動時間が省けることです。
これまでは、現職に勤めながらの場合は、勤務している会社の仕事が終わって、その後面接に行くといった流れでした。
仕事で疲れている中、電車で移動して、トイレなどで身だしなみを整え直して、気持ちを入れ替えて、面接に臨んでいました。仕事が終わらず、面接開始時間ギリギリに会場に到着することもありました。
平日のアフター6の時間を使った面接のため、一日一社、受けられて二社が限界だったと思います。
移動時間の制約があるからです。
それがコロナ禍では、テレワークで会社に出社しておらず、そして、応募した会社もオンライン面接ということで、移動が不要になります。
お昼休み、アフター6などにうまくスケジュールを組むことができれば、一日二〜四社の面接の予定を入れることができます。
リアルと比較した時、同じ期間であれば倍以上の企業との出会いを持つことが可能です。
実際、僕はコロナ禍前に行った2回目の転職活動の時と比較して、2倍近くの会社と面接を行いました。
たくさんの企業と出会えるということは、その分自分に合った企業に出会える可能性が高くなるということです。
メリットその2 働き方を選びやすくなっている
会社勤めイコール出勤。
これはごく普通で、当たり前のことだったと思います。
都内・関東圏に住んでいる方であれば、多くの方が毎日満員電車に揺られ、決められた時間までに会社に着くように、家を出て会社に向かっていたことでしょう。
コロナ禍ではそれが大きく変わりました。
様々な企業がテレワークを推進し、自宅やコワーキングスペース、カフェなどで仕事ができるようになってきました。
会社に出社することでしかできないと思われていた多くの仕事が、自宅で、コワーキングスペースで、カフェで、いつでもどこでもできることがわかってきました。それによって、多くの会社の働き方に対する考え方・価値観も変化してきています。
中には、地方に移住し、豊かな自然の中で暮らしながら、テレワークで都内の会社の仕事をしているという人も増えてきています。
働く場所の制約がなくなってきたため、コロナ禍前よりも自分のライフスタイルに合った仕事を選びやすくなっていると言えると思います。
実際に僕が応募した会社の半分近くがコロナが収まってもテレワークを続けたければ続けても良いという反応でした。
もちろん会社毎、募集している職種毎に事情は違うと思うので、そこは自分が応募する企業の募集要項をしっかりチェックすることが重要です。
メリットその3 転職理由を整理しやすい
どうして転職しようと思ったんですか?
なぜうちの会社に応募したんですか?
通常、採用面接のときには必ず理由を聞かれます。
また、今勤めている会社を辞めるときも上司などに必ず聞かれると思います。
この理由、なかなか本音や本心を伝えづらいですよね。
私はこの理由を整理して話せるようになるまで、結構時間がかかります。
何件か実際に応募して面接を受けてみたり、キャリアコンサルタントの方と面接の練習をしたりしないと、うまく自分の言葉に落とし込めません。
多くの方がオブラートに包みつつ理由を話していることと思います。
採用面接のときには応募した企業の理念や職種の仕事内容に合うように、辞めるときは会社や上司に禍根を残さないように。
特に、転職活動の動き初めのときは、悩んでいたり、モヤモヤしていて、気持ちや考えの整理がついていないことも多いと思うので、転職活動のときに求められる理由を言葉にするのに一苦労ある人も多いと思います。
また、ネガティブな理由がメインで今の会社を辞めようと思っている場合は、それをそのまま面接で話すことは難しいです。
でも、コロナ禍のこの状況の中では、大きな社会の変化、人々の暮らしの変化が起こっているので、それに合わせて自分の生き方や働き方を変えてみたくなったというように、時流に合わせて転職の理由を言葉にまとめやすくなります。
実際、コロナ禍で自分自身のライフスタイルや働き方の変化に合わせて、自身の価値観や考え方に変化が起きている方も多いと思います。
ふとしたときに、今勤めている会社の仕事内容や勤務形態などに疑問や違和感が湧いてくることもあるかと思います。
そんなふとした疑問や違和感に気づいて、そこから言葉を紡いでいけば、しっかりとした転職理由を言葉にすることもできるはずです。
以上が僕がコロナ禍での転職活動で感じたメリットでした。
まとめ
もし、こんな状況の中で転職活動を始めてしまってもいいのだろうか?大丈夫なのだろうか?と不安に思っている。
社会はいろいろ変わろうとしているのに、このまま自分は変わらなくてもいいのだろうか?と焦りを抱いている。
そんな方はおそらく今が人生の転機です。
30代でもキャリアの選択肢は十分あります。
今回の記事を参考に一歩を踏み出してみていただけたら嬉しいです。
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