こんにちは。とくみ(@tokumiweb)です。
今回はキャリア形成や転職に活かせる書籍紹介をします。
紹介したい書籍はこちら。
書名 : Work in Tech!(ワーク・イン・テック!) ユニコーン企業への招待 著者 : 森山大朗 出版社 : 扶桑社 発売日 : 2022/1/28
複数のユニコーン企業をわたりあるいた著者の経験から、テクノロジーと共存するキャリアの重要性を強く意識させられるキャリア本です。
急成長する企業に身を置くからこそ作ることができるキャリアがある。
著者の経験をもとに綴られた、納得感の高いキャリア本でした。
まずはじめに、なぜ僕がこの本を読もうと思ったのか書いておきます。
ちなみに、購入前の動機です。
- 著者のTwitterやnoteを見ており、キャリアや仕事の考え方に刺激を受けていた。
- キャリア系の書籍にはもともと関心が強く、ユニコーン企業を渡り歩いた著者ならではの経験が知れるのではないかと期待があった。
- 僕自身も現在IT系のベンチャー企業に属しており、働き方の参考になる示唆が得られるのではないかと思っていた。
それでは書籍の紹介をしていきます。
読んで何を得られたか
僕が得られたのは以下の4点です。
- テクノロジーの進化によって起こっている社会の変化に対する理解
- 急成長企業・ユニコーン企業で働くと、キャリアにどんなことが起こるのか
- 急成長企業・ユニコーン企業で働いた経験をもとにつくるキャリアとはどんなものなのか
- これからの時代のキャリアの作り方
以下、それぞれを簡単にご紹介します。
1.テクノロジーの進化によって起こっている社会の変化に対する理解
詳細は書籍を読んでいただくとして、書籍の中では著者の知人の言葉を引用する形で、テクノロジーの進化による社会の変化の法則が紹介されています。
僕自身もその法則に納得しましたし、これからのキャリアを考えていく上でも必ず押さえておきたい考え方であると感じました。
テクノロジーの進化によってあらゆる業界・ビジネスの破壊が進んでいるわけですが、同時に起こっていたのは職種やキャリアの破壊でもあったのだという発見がありました。
2.急成長企業・ユニコーン企業で働くと、キャリアにどんなことが起こるのか
書籍の中では著者に起こったキャリアの変化が紹介されています。
2社目の退職後、急成長企業・ユニコーン企業に入社するきっかけとなった、独学で学んだプログラミングの知識で行ったサービスリリースの体験を記されていますが、ここがとても刺激的でした。
まさに、自分で自分の未来を作るためのチャレンジだったと思いますし、このチャレンジがあったからこそ今の著者のキャリアがあると感じられる内容でもありました。
その後、著者は急成長企業・ユニコーン企業に身を置くわけですが、そこでの仕事の進め方、仕事のあり方などが体験をもとに綴られているため、急成長企業・ユニコーン企業に興味がある方は必読かと思います。
僕自身はユニコーン企業での仕事経験はないですが、今所属している上場を目指すIT系のベンチャー企業での働き方の参考になる点がたくさんありました。
仕事やキャリアは誰かに与えられるものではなく、自分自身で必要だと思ったことを学びながら試行錯誤して作っていくもの。
急成長企業の中で、求められる成果のために、先頭に立って問題解決にチャレンジしていけば、結果として自身のキャリアが大きく開いていく。
そういったイメージを持つことができました。
3.急成長企業・ユニコーン企業で働いた経験をもとにつくるキャリアとはどんなものなのか
急成長企業・ユニコーン企業はテクノロジーの最先端をいく企業です。
そこで生まれた仕事、職種、キャリアは、世間ではまだまだ広く認知されていないものではあるものの、そこで経験したことは、今後あとに続く企業にも求められる貴重なキャリアの資産となります。
自分自身を変化させ続けることの大切さ、継続的なチャレンジで成長し続けることの大切さを感じました。
4.これからの時代のキャリアの作り方
転職活動のときだけ自分を見せる工夫をすれば良いのではなく、普段からどのように自分を見つけてもらえる工夫をしておくか。
様々なメディアを駆使して、企業から見つけてもらえる、声をかけてもらえる状態にしておく。
一般サラリーマンにはなかなかハードルの高いことではありますが、自分自身の人材価値を高めていきたい気持ちがあるなら、できることから取り組んでおきたいことでもありますね。
まとめ
急成長企業・ユニコーン企業への転職に興味がある方はもちろんのこと、自分自身を今の職場・仕事の中でも成長させたい方、独自のキャリアを作っていきたい方にもぜひ読んでいただきたい書籍です。
まず、前提としてテクノロジーの進化に合わせた仕事をすること。できれば、その進化の最先端で仕事をすること。
次に、成長する(これから成長する可能性がある)市場・業界に身において仕事をすること。
最後に、今の仕事や副業等を通じて、自分の実績・経験値を増やすこと。
こういった観点でこれからのキャリアを捉え、考える機会になりました。
また、僕自身、今勤めている会社でもまだまだチャレンジできることがたくさんあるなと感じましたし、誰もめんどくさがってやらない仕事や他の人が苦手とする仕事の中に、自分の新しい経験値やキャリアを作っていく道があるかもしれないと、すごくチャレンジ精神が掻き立てられる気持ちにもなりました。
ぜひ読んでみてください!