こんにちは。とくみです。
今回は僕が30代で地方から東京に上京転職したときの実体験を書きたいと思います。
複数回に分けて書く予定です。
(上京=東京として書きます)
現在、東京に出てきて約10年です。
30代半ばで出てきて、今40代半ばです。
上京当初はいろいろ大変なことはありましたが、今は幸せな毎日を過ごせていると思います。
まず、なぜこの記事を書こうと思ったのか書いていきます。
なぜ書こうと思ったか
僕の地元の後輩(30代)と同じような境遇・心境の方の変化のきっかけになればと思ったからです。
また、僕自身、30代で上京転職をした経験者ですが、挑戦して良かったと思っています。
転職自体初めてで不安もありましたが、人生が大きく変わったと感じています。
必要とされている方がいるなら、この経験を伝えていきたいという想いもあります。
彼(僕の地元の後輩)は東京に憧れつつも、30歳を超えてからの上京が遅いのではないか、という不安を抱いていました。
でも、僕も30代半ばで上京してきたんだよ、という話をしたらとても驚かれました。
以下、きっかけとなった会話の回想です。
後輩:とくみさんって今東京ですよね?いいなあ、かっこいいっす。やっぱり東京って、憧れみたいなのありますけど、30歳超えてから東京に出ていくのって遅いですよね?
ここ(地元)での生活に別に不満があるわけじゃないんですけど、刺激とか、変化とか、そういうのが最近ほとんどなくって、このまま年取っていくだけなのかなとか、不安になってきちゃって・・・。
とくみ:そんなことないんじゃない?オレも東京に出たの30半ばだったし。
後輩:そうなんですか!?もっと長くいるのかと思ってました。
とくみ:上京してだいたい10年くらいだよ。大学は地方の大学で、卒業してから30歳超えるまで地方でずっと仕事してたから・・・・(云々)。
30代で上京は全然遅くない。むしろ後輩くんみたいに行き詰まり感があるならぜひオススメしたい。
後輩:でも、30歳超えて上京なんて遅いと思っちゃうんですよね。仕事も見つかるのかなとか。
今さら東京出ていって馬鹿にされたりしないかなとか。ちゃんと生活していけるのかなとか。いろいろ気になって、結局動き出す勇気が出なくって・・・。
とくみ:まあ、確かに不安なのはわかるよ。オレは、30代で上京して良かったと思ってるよ。大変なこともあったけど、それ以上に良いことの方が多かったかな。
後輩:そうなんですね。詳しく教えてくださいよ!
(以下略)
みたいな会話がありました。
僕の経験をまとめておくことで、今後上京転職を考える方の参考になればと思っています。
主に、30代の地方在住の方に向けて書きます。
(もちろん、20代でも40代でも参考にしていただけるとは思います)
今の環境を変えたいと思っている方には、背中を後押しするような何かをお伝えできるのではないかと思っています。
もし、この記事の著者である、とくみ自身について興味を持ってくださる方がいれば、ぜひプロフィールものぞいてみてください。
30代で上京転職するのは遅くないのか
本シリーズの結論です。
僕は30代で上京転職をするのは全く遅くないと思っています。
むしろ40代でもそれまでの経験によっては上京転職は可能だと思います。
(今の時代、年齢はあまり関係ないかもしれませんね)
僕がそう思う理由は以下の通りです。
- 前提として、地方と比較すると圧倒的に求人数(企業数・仕事数)が多いため。
- 想いがあるなら後悔がないようにアクションした方が良いと考えているため。
- 30代の即戦力を求めている会社・仕事もあるため(特にベンチャー企業)。
- 多様性の時代であり、地方での仕事経験をユニークと捉えてくれる会社・仕事もあるため。
上京転職を考える誰もが簡単に、スムーズに転職できるとは限りません。
ただ、チャンスは探せばたくさんあります。
チャンスを掴むための行動を起こすかどうか。
行動を起こさなければ可能性はほぼゼロです。
このシリーズで書こうと思っていること
次に、このシリーズで書こうと思っていることを紹介していきます。
シリーズのゴールは、このブログを読んだ方に上京&転職を成功していただくことです。
僕自身の上京転職するまでの過程や実際に行ったことを書いていきます。
一人で手探りでゼロから情報を探すよりは手間が省け、イメージも湧きやすくなるはずです。
上京転職が攻略しやすくなるように情報をまとめてお届けします。
こんな内容を書いていきたいと思います。
- 上京しようと思ったきっかけ
- 上京転職に向けた準備
- 転職活動の内容
- 内定獲得のためのポイント
- 上京に向けた準備
- 東京での住まい探し
- 上京転職にかかった全期間・全費用
- 上京後の生活
- 上京前までの生活とのギャップ
他にもこんなこと聞きたい、教えてほしい等、リクエストがあればぜひお問い合わせフォームからご要望ください。
結局、東京に出て来てどうなったのか
続いて、僕自身が上京転職後、どうなったのかを紹介していきます。
ビフォー・アフターでどんな変化があったのかです。
ビフォー:上京前までの僕
- 高校生までは出身地で過ごす。
- 大学は地方の国立大学に進学。
- 4年間で卒業したものの就職したくなくて自分で起業。
- 約10年くらい小さな会社を経営。
- 収入は同世代のサラリーマンと同レベル。
- 事業が成長してめちゃくちゃ大成功というわけではない。
- 東京には仕事で年に数回出て行くくらい。
- これまで東京に住んだことはない。
- 人混みはあまり好きじゃない。
- 毎日通勤で満員電車とか耐えられなさそうと思っていた。
- 上京前の個人資産は100万円程度。
- 地方に住みながら東京の企業への転職活動を行い、人材開発コンサルタントとして転職成功。
アフター:上京後の僕
- 23区内在住。
- 現在サラリーマン。
- 現職は新規事業開発コンサルタント。
- コロナ禍前までは毎日満員電車で通勤。自宅からの往復で合計約2時間。
- コロナ後は自宅でリモートワーク。
- 上京後、約10年間で転職2回。
- 引っ越しも2回。
- 上京後、出会ったパートナーと結婚。
- 子ども誕生。
- 結婚後、共働き約7年間で夫婦合わせての資産が2000万円。
- 車保有なし、基本電車・バス移動。
- 一生東京に住むつもりはない。
東京に出てきて大成功と言えるようなキャリアではないですが、今の暮らし・仕事に満足しているし、上京してきて良かったなと思っています。
まとめ
上京転職は30代からでも遅くありません。
地方と比較して企業・仕事の数が多いため、キャリアの選択肢が多様です。
30代からでも実現したいキャリアに挑戦するチャンスがたくさんあります。
ただ、不安や心配があるのもわかります。
良いことばかりではなく、デメリットや今の暮らしと比較した時にマイナスになってしまうこともあります。
そういったこともこのシリーズの中でお伝えしていきたいと思います。
僕自身、上京転職の実現を目指す方の応援者・サポーターになれたらと思っています。
ココナラ やcoachee に相談サービスを出していますので、ぜひ相談をお寄せください。
一つだけ後悔していること
僕個人としては、上京転職前にやっておいた方が良かったと思っていることの一つにキャリアデザインがあります。
キャリアデザインとは、自分自身のこれまでのキャリアを振り返り、自分自身の強みや価値観を理解した上で、今後のキャリアについて考えることです。
僕自身が上京転職する前は、自分自身でキャリアデザインをする機会を持ちましたが、自己流で時間もかかり、ちゃんとできたかどうかの手応えもよくわからない中で、なんとなくできた気になってしまっていました。
転職活動をし始めたばかりの時、面接時にうまく自己PRや志望動機について話すことができず、少し苦労しました。
時間とお金に余裕があるなら、キャリアデザインの機会を持っておくことをぜひオススメします。
キャリアコーチングというサービスを使うと、プロから有料でキャリアデザインのサポートを受けることができます。
中には転職支援もセットで行ってくれるサービスもあります。
使えるものはうまく使って、上京転職をぜひ成功に近づけてください!